高精度曲面印刷とは?
この印刷工法は、印刷のみが可能で、環境にやさしい点、廃材とした際に印刷の膜厚が薄い為、リサイクル材として使用可能です。
現代社会では、人・社会・地球環境にとって優しいシステムやプロセス、商品が求められています。有限資源を使ったり、環境を破壊したりすることなく人と社会にとってプラスとなるものを継続していくことが大切です。
当社の印刷工法は、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の持続可能な産業化を推進する考えを大切に、サステナブルな社会に適した印刷工法を採用しています。
FEATURE – 特徴 –
■ 製品の必要な部位に直接印刷可能(フィルムを一切使用しない)
■ 模様の位置決めが可能で、ご希望箇所に、お好きなデザイン配置が可能
■ 3D形状や曲面への印刷が可能で柄伸びしない
■ 従来印刷の1/10ドットサイズを実現(微細印刷)
■ インク材料ロス極少
01. 模様の位置決めができる印刷
位置が決まる
指定箇所に印刷が可能です。形状にマッチしたデザインが可能。
※上下部品 組み上げると柄が繋がります。
※形状に沿って柄を印刷。(積層木目デザイン)
模様が繋がる
別々に印刷しても、模様が繋がります。
繋がりが分からない
繋いだ箇所が分かりません。
※自動車のハンドル部品:上半分、下半分、分けて印刷しております。釣竿も同様です。
02. グラデーション印刷
塗装では表現できないグラデーション
※ドットが細かく、位置決めが可能なため、塗装では真似できないようなグラデーション印刷が可能です。
03. 手触り感の付与
同調印刷
基材にシボを入れて、それに同調するように印刷します。
インク
成形品に凹シボを入れます。
フィルムを使わない印刷のため、成形の凹凸をそのまま活かして、質感を付与します。
04. 疑似ステッチ印刷
本物の糸で縫ったかのような仕上がり
縫い目形状(成形品)に合わせた印刷
成形品のみでステッチ加工がされた製品に対し、ステッチ部分を狙って色印刷を行います。色がつくことで、本物の糸を編んだかのような仕上がりになります。位置決めができる当社ならではの技術です。
BEFORE
AFTER
05. 導光印刷/LED透過印刷
導光板印刷
グラデーション導光板による演出
LEDを点灯した時だけ、インクで描画されたパターンが現れる「透明導光板」は、サインディスプレイの演出などに利用できます。
LED透過印刷・隠し印刷
いつもは見えないのに、必要な時は見せる
黒印刷を実施することで、LEDの光を隠蔽します。薄膜で隠蔽できるので、隠し模様が、LED点灯時のみ浮かび上がります。
06. 微細文字印刷(偽造防止)
数μmサイズのドット径
曲面への印刷は、どうしてもドットが伸びます。そこで、秀峰印刷はドットを限りなく小さく致しました。結果、曲面においても、精度の良い印刷が可能となりました。
※一万円札よりも、小さく、見切りよく、印刷ができます。
※実は、一万円札にも微細印刷が施されています。「NIPPONGINKO」
設備紹介
特殊曲面印刷機 | 1台 |
UV照射機 | 1台 |